お前も分析してやろうか

地方の中小IT企業(SESメイン)で働くメリット

転職の際に地方で自社開発を行っているIT企業を探しましたが、まぁ種類が少なくて困りました。

ほとんどSESメインの会社で、なんでこんなに存在するのかさっぱり不明でした。

どこに需要があるんだろうか。

基本的にどこも同じような事業形態、給与テーブル、社員数で具体的には以下のような感じです。

事業形態

・現場常駐

・受託開発

給与テーブル

・新卒手取り16〜18万

・1年毎に2千円程度昇給

・ボーナス5〜30万

社員数

・50〜100

そして業務外時間に全体の集まりがあって帰属意識を高め合います。

 

現在私はフリーランスエンジニアを目標としていますが、営業担当の方の話を伺うと、地方で未経験からいきなりフリーランスというのは厳しいとのことでした。

基本的には

・特定の言語開発経験2年以上

が必須レベルで、条件を満たせない場合はどうしても運に左右されるみたいです。

自学でバリバリ言語を書かれている方でもやはり実際の業務となると求められるものが違います。

現場で働く際に求められる能力としては

・既存のやり方に沿って当たり障りのない成果物が出せること

・業務知識を身につけること

・トラブルを起こさないこと

・まともにお話できること

メインとなるのは上の4つくらいかなぁと個人的には思います。

 

と、話が逸れましたが、SESで働くメリットとして、基本的に多分おそらくですが、新卒や未経験でSESの企業に入ると会社のフォローを受けながら実際に現場で働くことができます。

人売り企業の場合新人だろうがなんだろうが数は力なので、就職も容易ではないでしょうか。

ただ、独立するにあたって必要な

・特定の言語開発経験2年以上

を経験できるような現場に入る可能性は低めではないか、と思っています。

私自身3年程度よくわからないミドルウェアの環境構築、サーバ移行(ミドルウェアメイン)に放り込まれ、

「実務3年積んだし、独立も視野にいれよう」

と思ったところ、レ○テックさんに門前払いを食らってしまいました。

SESで希望する経験を得るにはこの現場ガチャをクリアする必要があります。

もし気に入らない現場に配属されてもなかなかぬけ出すことは容易ではありません。

運に自信のある方はSESメインの会社に入社して

・現場でのお作法を学ぶ(独立した後も同じような流れで仕事をすることになると思います。)

・ITの仕事の進め方を学ぶ

・いい先輩と出会う

ことにより、独立をスムーズに進められることがある、かもしれません。